一戸建て住宅の売却では売らなければならない理由がありますので、理由に応じて売却方法を選ぶ必要があります。売却には買取と仲介がありますが、ほとんどの人は仲介を利用しています。一部の不動産業者では買取に応じていますが、メリットとデメリットについてはしっかりと把握してから決めることが大切です。買取のメリットはすぐに売却できることになりますが、業者によっては契約後1週間以内に代金が振り込まれる場合もありますので、資金を使う目的がある場合にはスピーディーに対応できるメリットがあります。
仲介では買い手を見つける必要がありますし、買い手が見つかるまでは売ることができませんが、買取りでは業者が確実に買い取ってくれるため高額な一戸建ての売却でも楽に契約にこぎつけることが可能です。仲介では土地の形状が悪く有効活用できない場合には買い手が敬遠することが多く簡単には売れませんが、買取りでは価値に応じた価格で売却することが可能です。条件が悪くても確実に売れる点が仲介にはないメリットになります。仲介では新築からの年数によって瑕疵担保責任がありますが、買取りでは瑕疵担保責任が免除されるため、責任を負う必要がないこともメリットになります。
また仲介では居住中でも内覧に応じなければならないですが、買取りではその必要が無いこともメリットになります。一戸建ては購入時には高額な費用を必要としますが、売却時にはそれほど高くはなりませんので正しい知識を持つことが大切です。