モデルハウスの賢い見かた

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生活/暮らし防熱

住宅展示場でよく見かけるモデルハウスですが、多くの場合延べ床面積が60坪や80坪、中には100坪を超えるものもあり、大きくて立派すぎて現実感があまり感じられないものです。そのため、見学してもあまり意味がないのではないか、と思ってしまう方も少なくないと思いますが、見学するポイントに気を付ければいろいろ学ぶことができますし、楽しめます。まず、モデルハウスも各ハウスメーカー・工務店の既存の商品の規模を大きくしたものですので、基本的な外観・内装のコンセプトは実際に一般家庭が建築する35~40坪程度のサイズのものと変わりません。したがって、モデルハウスでも各ハウスメーカー・工務店のデザインの特徴やこだわりを感じることができます。

また、それぞれのハウスメーカー・工務店によってモデルハウスに設置しているキッチンやバスなどの設備のメーカー・グレードが異なりますので、設備を見比べるショーケースとしても活用することができます。設備全てを標準仕様にしているところもあれば、見栄えが良いようにほとんどの設備をオプションにしているところもあり、そのような点にも目を配るとその会社の戦略が見えてきます。さらに、最近では実際に一般家庭が建築するサイズでモデルハウスを建てているハウスメーカー・工務店も増えてきていますので、実際に自分が建てて住むときのイメージを掴みたいという方は、そのようなハウスメーカー・工務店のもとを訪れてみると参考になるでしょう。

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