マイホームの購入を検討している場合、住宅展示場へ行く人も多いでしょう。ここで建てられている家をモデルハウスと言い、多くの人が間取りや設備などを実際に体験するために訪れています。このモデルハウス、一定期間が経過すると展示場での役目を終え、一般に売り出されることもあるのです。モデルハウスを購入する場合、いわば展示品ですから相場より安く購入できるというメリットがあります。
各住宅メーカーの宣伝ツールにもなっているため、内装も豪華で最新の設備が導入されているケースが多いのです。これらを一から自分で揃えるとなった場合、モデルハウスの販売価格よりはるかに高値が必要となります。また、利便性の良い立地に建っているという点も魅力です。展示場は多くの人に来てもらう必要があるため、駅の近くや商業施設の近くなどに作られることがほとんどです。
実際に住無場合、こういった点は非常に役立つのでメリットだと言えます。一方で、モデルハウスの購入にはデメリットも挙げられます。内装や設備が自分の希望に沿っていない場合でも、取り外してもらうことなどはできません。例えば不要な床暖房が付いている場合、使わないのに光熱費が余計にかかってしまうといったケースもあります。
不要なものが多い場合は、住んでみると使いにくい家だという印象を持ってしまうこともあります。このように、既存のものを購入する場合はメリットとデメリットがあることを理解しておきましょう。