一戸建ての主流は木造の在来工法

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リフォーム生活/暮らし

日本の一戸建て住宅は、ほとんどが木造です。日本の気候に適した造りであり、通気性の良さやデザインが豊富な利点があります。木造とひとくちに言っても、工法はさまざまです。主に在来工法、ツーバイフォー、パネル工法があり、それぞれに長所と短所があります。

一戸建てを選ぶ際には、外観や間取りだけでなく、どのような工法で建てられているのかにも注目したいところです。完成後の建売住宅を購入する場合でも、工法の特徴を知っているのと知らないのとでは大違いです。後々のリフォームなどにも影響してきます。建売は構造をチェックできないのがデメリットなどと言われることがありますが、詳しい図面などもありますので、さほど大きなデメリットとは言えません。

基礎工事の様子を見ることができたとしても、果たしてそれでどれだけ安心できるでしょうか。建築に素人の施主が見ても、ほとんど分からないのが現実です。それよりも、ライフスタイルに合った構造や工法を選ぶことの方がよほど大事です。在来工法は、現在も木造一戸建ての主流となっている工法です。

軸組工法とも呼ばれ、柱などで骨組みをする方法です。自由度が高く、将来リフォームしやすいのが特徴です。建築コストを抑えることができますが、耐震性を向上させる技術などを取り入れると割高になる傾向があります。ツーバイフォーは、小さな木材で壁パネルをつくり、箱のように組み立てる方法です。

洋風のデザインに多く、断熱性に優れていますが、リフォームしにくいという欠点があります。パネル工法はツーバイフォーの応用編であり、頑丈な造りが特徴です。

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